歴史あるお寺や神社が立ち並ぶ、博多で行われるライトアップウォーク。昼間とは違った博多の魅力を伝えようと、2006年からはじまったそう。
そんな博多ライトアップウォークの二大スポットを、1.5時間でゆったり回って来たので、見どころを紹介しちゃいます。
肌寒くなってきた秋だからこそ、美味しいどころどりのポイント集中型ルートです。
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博多ライトアップウォークとは?
二大スポット紹介の前に、この「博多ライトアップウォーク」について。有料会場と無料会場があります。
2017年はチケットが必要な10の有料会場と、無料の3会場にて5日間の開催。
有料会場:承天寺、東長寺、妙楽寺、円覚寺、妙典寺、正定寺、本岳寺、善導寺、海元寺、龍宮寺
無料会場:櫛田神社、博多千年門、葛城地蔵尊
面白いのが、各会場で異なる照明会社と協賛しているところ。
各会社の腕の見せ所でもあるんですね。
承天寺(じょうてんじ)
では早速承天寺から。
ここは、日本のうどん・そば・饅頭などの粉食文化発祥の地。博多織、博多祇園山笠の発祥地でもあります。
門の外にもライトアップ。中はどうなってるんだろうとワクワクしちゃいます。
中にはなにやらオブジェが!
スーザン・ヴィクターさんが作られた「千の空 2017」という作品。光を透過・反射する素材を用いた作品を得意とする、世界的に高い評価を得ている芸術家の方だそうです。
中にも入ることができます。
万華鏡の中に入ったみたい。
そのまま進んでいくと、出店もちらほら。
発祥地にちなんで、博多織・うどん・そばが売られています。
さらに進んでいくいと、ようやく承天寺の入り口です。
実際にお寺の中に入るにはチケットが必要。前売り券1,000円、当日券1,500円で販売しています。17:30スタートで、18:00時点で30分待ち。すぐに入れる時間帯もあるようですが、長いと60分近く待つこともあるみたい。
人気の承天寺は早め、もしくは終わり際が狙い目です。
多少待ち時間はありますが、チケットを買ったなら絶対に入るべき!だって…
きれい。静かに見ていたくなる、枯山水(かれさんすい)の庭園。
手前は玄界灘を表現した白砂、奥の木々は中国大陸を表現しているそう。通常一般には公開されていないので、見れるのはこういったイベント時のみだけ。
ね、入らなきゃ損でしょ。
東長寺(とうちょうじ)
続いて東長寺。空海が最初に建てたお寺です。ここに入るのにもチケットが必要です。
中に入り、ぱっと目に入るのは壮大な本堂。大きい!
しばらく見ていると… 色が変化していきます。山笠をイメージした色やスピード感にしているそう。
見ていて飽きませんね。
さらに奥には五重塔。
この五重塔には、空海が持ち帰ったと言われる仏舎利(釈迦の骨)が納められているそう。2011年にできたばかりのピカピカの木造の塔が、美しくライトアップされていました。
以上、2箇所だけで1.5時間。ゆっくり見て、写真を撮って、のんびり歩いていると時間はあっという間です。せっかくチケット買ったし…とせかせか回るよりも、見所を抑えてゆったりライトアップを見て回るのがおすすめです!