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MBTI

MBTIと、ストレングスファインダーの診断結果を見比べてみよう

MBTIもストレングスファインダーも自己理解・他者理解のツールとしてよく用いられます。それぞれの言ってることも分かるし、なんとなく関連性も感じる。けど、はっきりとした関連性までは分からない…と感じていました。

 

そんなとき、2018年5月21日よりストレングスファインダーの34資質、全て見るのが安くなりました!

(参照:全34の強みを見つけるためのテスト付き電子書籍

$89→$49.99 半額!これをいい機会に、強みを見直すついでに、MBTIとストレングスファインダーの関係性について考察してみました。

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まずは診断結果を見比べてみよう

まずは自分の診断結果を見比べてみましょう。

結果はちょこちょこ変わる(自己理解の度合いで結果は変わるんだと思います)ので、2018年5月時点のもので進めていきます。

 

まずMBTIの結果。

16Personalitiesでは今回ENTPという結果でしたが、INTPじゃないかなぁと思っています。

前回の診断ではINTPだったのと、4つの特徴を踏まえて選んでもINTPだったんです。それに、この割合を見ると意識の方向が、外向(E)・内向(I)が同じくらいなので。

 

参考:MBTIについて以前書いた記事はこちら

MBTI【4つの指標】からタイプ診断を考える

 

次にストレングスファインダー。

【無料配布】ストレングスファインダーの34資質分類シートを参考に作成)

 

自分の強み・性格をザクッと知るための、診断ツールを3選

 

MBTIとストレングスファインダーの結果の捉え方

ともに共通しているのは、これらの結果はどの性質が使いやすいかを示しているます。

MBTIでは、4つの軸から性格タイプを見ていきます。

エネルギーから得るか、から得るか

情報の収集の仕方(ものの見方)は、は明らかなことに惹かれる感覚的か、抽象的なイメージに惹かれる直感的

③収集した情報の判断の仕方は、論理的に思考を重視するか、人間関係の調和など感情を重視するか

④外に自分が表れる時、順を追って話をする傾向の判断的態度をとるか、枠を持たずに臨機応変な知覚的態度をとるか

>>詳しくは「MBTI【4つの指標】からタイプ診断を考える」へ

 

これらは、すべてどちらの方が使いやすいかを見ています。

外からエネルギーを得やすいのか、内からエネルギーを得やすいのか。感覚的にものを見やすいのか、直観的に見やすいのか。思考的に判断しやすいのか、感情的にしやすいのか。外部に対して判断的態度をとりやすいのか、知覚的態度をとりやすいのか。

利き手は右なのか、左なのか、と同じ話です。

 

ストレングスファインダーに関しても同様です。ストレングスファインダーは、人の特性を「強み」にフォーカスしています。強みになり得る資質を34に分け、活かしやすい資質を上から示してくれます。

MBTI、ストレングスファインダーもそれぞれ何が得意なのかを示すものでしかありません。ここから適職が分かるわけでも、これで相手がどういう人間なのかが分かるわけでもありません。

自分や人の考え方や行動の仕方のクセを知ることができます。

 

個人的な感想ですが、MBTIは4軸だけで人を見る。つまり、2の4乗=16通りで人を見ています。16通りだけなので、単純そうに見えるのですが、この4軸の捉え方が多岐に渡るため、実は複雑です。

それに比べるとストレングスファインダーは、34の資質というシンプルな切り口で理解がしやすい。

ただ、ストレングスファインダーで出てくる資質(強み)も組み合わせで、表現の仕方が変わってきます。そしてその表現の仕方を見るとMBTIと重なってくるんです。

イメージはこんな感じ。MBTIの4つの軸のうち、②ものの見方と③判断の仕方は流れがあって、そこにエネルギーの方向と外界への接し方がある。これをベースとして強みが表れてくるような。

兎にも角にも、ストレングスファインダー・MBTIの結果を見比べてみましょう。

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ストレングスファインダーの結果をMBTIで紐解く

今回私の強みTOP5としてでてきた、収集心・最上志向・内省・活発性・学習欲について、MBTIの4軸の何が関与しているのかを考えていきます。

(MBTIの4軸:①エネルギーの方向、②ものの見方、③判断の仕方、④外界への接し方)

 

収集心

外界への接し方が知覚的で、②ものの見方が直観的であることによる強み。

知覚機能を外に向けることを思考する人は、外界の新しい情報に対して門戸を開きつづけ、ものごとの流れに合わせる傾向が見られる。

(MBTIへのいざないP25)

外界への接し方が知覚的だと、要はオープンで、新しい情報を取り入れていきたいと考える。なので、常に情報を収集していたいと感じます。

これが一番に出ているのは、外界へ知覚的に接したい傾向(図では探索型と表記)が強いからかもしれません。(確かに、自分の伝えたいことが新しいエビデンスを見ても正しいのか気にしてしまいます。)

さらに、②ものの見方は直観的で抽象的なイメージにも惹かれていくため、ざっくりとした概念にも興味を持ちます。抽象的なイメージに対して、強い好奇心を抱いた結果として、それを調べる=収集するという行動に表れます。(純粋に興味が惹かれるから調べべちゃうんですよね。)

 

最上志向

MBTIでのINTPの解説文です。

16Personalities「“論理学者”型の性格」より)

まさに最上志向のこと!

これは②ものの見方が直観的で、③判断の仕方が思考的であることによるもの。直観的でいろいろな事象を結びつけて考えていくため、ユニークな考え方を好みます。(突拍子もないこと言い出していると思われることもわります。)

さらにそのユニークな考えを思考的(論理的)に判断して、良し悪しを決めたいと感じるのです。(楽しいからいいと思っても、それが論理的に”よく”ないと気が済まない面があります。)

 

内省

エネルギーの方向が内向きであることに加えて、③判断の方法が思考的であることによって出た強みです。

エネルギーが内側なので、そもそも内省すること自体がエネルギーになるので得意です。(自分自身と向き合う時間が取れると元気になります。)

さらに、思考的に判断をするため自分の経験を論理立てて、分析します(=内省)。(何をすべきなのか、内省しながら戦略を立てるますね。)

 

活発性

ものの見方が直観的であることと、④外界への接し方が知覚的であることによる強み。直観的にいいなと思ったものに対して、その場に合わせて判断したい(=実行する)ので活発性として見えます。

さらに、この③判断の仕方として思考した上で、経験値を大事にするのも活発性の理由の一つ。(いいなぁと思ったことをどんどんやってみて…②、その場に合わせてどんどんトライ&エラーして…④、経験値を集めて…③成功事例に結びつける。言われてみると、これが私の成功パターンの一つです。)

 

学習欲

収集心と同じで、④外界への接し方が知覚的で、②ものの見方が直観的であることによるもの。加えて、③判断の仕方が思考的なので、新たな論理を学習することで自分の判断をよりいいものにしようとも考えます。(純粋に楽しいから+役に立つと思うから学びたいと思います。)

 

まとめ

私の場合、5つの強みはMBTIのこんな要素と関係していました。

収集心:④外界への接し方が知覚的、②ものの見方が直観的

最上志向:②ものの見方が直観的、③判断の仕方が思考的

内省:①エネルギーの方向が内向、③判断の仕方が思考的

活発性:②ものの見方が直観的、④外界への接し方が知覚的、③判断の仕方が思考的

学習欲:④外界への接し方が知覚的、②ものの見方が直観的、③判断の仕方が思考的

 

おわりに

今回ストレングスファインダーの強みの結果を、MBTIのどの軸がどう関与しているかについて考察してみました。

 

これをやってみると、同じ強みでもその強みが表れる理由(背景)が色々あることが分かったり、MBTIの4つの軸がどう働いているのかを考える機会になりました。

考えやすい強みから、根本にある思考のクセについて考えたい人におすすめです。

参考書籍:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

MBTIへのいざない―ユングの「タイプ論」の日常への応用

  • このブログを書いている人

なおみ

アラサーの食べることが大好きな働きウーマン

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