鴨好きの方にぜひおすすめしたいのがこちらの博多鴨しゃぶ「淀水二行」。
もともと福岡大学の近くにあったとかで、かなりリーズナブルに鴨しゃぶを提供していたお店が春吉に来ても価格据え置きで営業している。という噂を聞き、行ってきました!
博多のグルメシティ、春吉にあるリーズナブル鴨しゃぶ屋さん
場所は春吉のど真ん中。
「鴨」の字の中にカモが。
暖簾にも「カモin鴨」がいます。
お店は1階がカウンター、2階が座敷です。2階はこんな感じで、鴨暖簾で簡単に仕切りがされています。
今回予約したのは3,380円のコース。
鴨しゃぶのコースが3,380円って…。お財布に優しすぎる。
そして、蕎麦屋では鴨南蛮、メインのお肉に鴨があれば鴨を選ぶ私みたいな鴨好きにとっては、鴨づくしの最高のコース。
淀水二行のコースを紹介!
先付けは、秋月くず豆腐・カンパチ琉球・鮭明太・鴨生ハム。
まずお豆腐は、スプーンを入れた瞬間もちもち。食べる前に美味しいことが分かります。
カンパチもさすが福岡、歯ごたえがしっかりあって美味。鮭明太は思わず白ご飯が欲しくなる美味しさで。鴨生ハムは言わずもがな。
先付けを食べた瞬間に、次のお料理が待ち遠しくなってしまいます。
焼き物は、京鴨ももほうば焼き
お、美味しそう!
「鴨は食べられる状態です。ほうば味噌が焦げてくると香ばしさがでるので、その頃に食べてください。」とのこと。
お肉がしっかり厚みがあって美味しい、美味しい。足がしっかりと付いているので、ちょこちょこ食べます。
いよいよお待ちかねの、京鴨ロースしゃぶしゃぶ
女将さんが美味しい食べ方を教えてくれます。
ネギをたーっぷり取って
鴨で巻いてお食べください、と、
壁にも鴨しゃぶの食べ方が書いてあります。
鴨は10秒!葱は15秒!
葱は15秒だとシャキシャキの食感が残っている状態。ずっとお鍋に入れておいても、出汁が染みてきて美味しいですよ(^o^)と教えてもらいました。
食べ方は
①カボスをひと絞り
②針しょうがを巻いて
③山椒をひとふり
とありました。お好みですが、私は②針しょうがを巻いてがお気に入り。
美味しくてパクパクとどんどん食べれちゃいます。後半は葱をお鍋にドバッと入れて、適宜鴨をしゃぶしゃぶ。
鴨が終わった後は、日本蕎麦と地玉子雑炊。ということでシメが二つ!
鴨の美味しさを最期の一滴まで味わってもらうためなんだとか。なので、たっぷり鴨だしが出たお鍋でまずお蕎麦。その後は汁も楽しむために雑炊ということ。
鴨への愛を感じますね。
まず蕎麦ですが、こちらは大将が準備をしてくださいました。
蕎麦大好きなんですが、こういうシメで出てくる蕎麦にはあまり期待はしたい派。と思っていたのに、美味しいー!
温かいお蕎麦なのに、しっかり蕎麦の香りもあり、出汁と鴨の旨味もたっぷり味わえるお蕎麦。
お雑炊が出ると分かっていても、一旦蕎麦のお代わりをするか本気で悩みました。でも、それで雑炊が食べれなくなったら…と思い、なんとか我慢。
こちらの蕎麦は大将が粉をひいて、打ったもの。切るのは外でお願いしているそうですが、それ以外はお店でしていると。蕎麦にもこだわるとは…
雑炊ですが、これもただの雑炊が来ると思ってはいけません。
実は蕎麦の前に小さな土鍋が来て、目の前でご飯が炊き上がるという贅沢。最高です。
はじめに出た、京鴨ももほうば焼きを白ご飯と食べたくて取っておいてました。
なので、少しだけ白ご飯そのままをお茶碗によそってもらい、白米も満喫。
そして、お雑炊。
鴨と出汁の旨味を存分に味わえる一品。最後の一滴まで、存分に鴨を味わいました。
最期のデザートは白ゴマプリンを。
これまたもちもちで美味しかったです。大満足!
鴨のフルコースをこんなに美味しいく、リーズナブルに味わえるのがさすが福岡です。いや、さすが淀水二行さんです。
飲み放題をつけても5,000円なので、会社の飲み会にも使えそうです。
鴨と葱 淀水二行 (居酒屋 / 天神南駅、西鉄福岡駅(天神)、渡辺通駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
淀水二行
福岡県福岡市中央区春吉3丁目23−22
092-732-7718
17:00〜24:00
定休日:日曜