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日常

「誰かのため」を本気で考えることは難しい…

インドから成田への帰りの便で、隣の席になったインド人の大学生と友達になりました。

大学の研修で日本に行くところで、2週間滞在するとのこと。

 

夜中の便でしたが、そんなのおかまいなしでどんどん話しかけてくる。(笑)眠たい気持ちもありましたが、インドと日本ってどんなところが違うのか、長い時間話していました。

 

Facebookでも友達になったので、数日後にメッセージが届きました。

「これから北海道に行くんだけど、おすすめのお店ある?」

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インド人大学生とのメッセージで気づいたこと

北海道といえば海鮮!でも外国人は生物が苦手なことが多いので、生のお魚は好きか聞くと案の定NO。なので他の有名どころは札幌ラーメン、スープカレー、ジンギスカンとかかな、なんて話をしていました。

 

「北海道着いた!札幌駅の近くにホテル取っているんだけど、おすすめのお店ある?」

 

2回しか札幌に行ったことのない私はネットで検索。。。

札幌駅内の札幌ら〜めん共和国と、北海道で有名らしい「だるま」を紹介。だるまに行ったみたいなんですが、届いたメッセージは、

「高かった」

 

「あなたのため」は私の思い込みで作られていた

文句かーーーーい。

って思ったけど、価格が2,000~3,000円みたいだしそんなに高くないだろうって勝手に思っていたのは私で、値段のことは伝えていませんでした。

 

インドの物価は日本の1/4~1/3と言われています。でも実際インドで日常生活を送ろうとしたら、もっと安い。それは私もインドで感じました。現地の人が食べているようなお店なら、500円でお腹いっぱい食べられます。

 

2,000~3,000円で夕食が食べられるのを安いと感じるのは私の感覚でしかなかったのに、私は「文句かーーーーい」と思ってしまったわけです。

 

何が食べたいのか、誰と食べるのか、場所はどこなのかは聞いていましたが、値段はどれくらいなのか聞いていなかった。

 

勝手にこの価格でいいだろうと思ってしまった部分があったし、お金の話をしたら相手に失礼なんじゃないかって思った部分もあったし、なにより日本とインドでの物価の違いをちゃんと考えられていませんでした。

 

いいものでも、求められていなければ要らないもの

お店自体が良くても、相手の望むようなお店でなければ喜んでもらえない。

どんなにいいものでも、相手が望むものでなければ喜んでもらえない。

私も自身も、おすすめされたお店が美味しそうで口コミもすごいよかったとしても、値段が高くて簡単に行けるような場所でなければ、聞いときながら行かないケースが多いです。すごい便利そうなデバイスを紹介されても、興味がなければ「すごいね」で終わってしまいます。

 

その代わりまさに好きなジャンルのお店で、行きやすい場所で、価格帯も程良ければすぐに行ってしまうし、

やりたいことがサクッとできるような無料アプリは、おすすめされた瞬間にダウンロードしちゃいます。

 

服屋でただ見ているだけの服をすすめられても買うことはないけど、悩んでるときに背中を押してもらったら買っちゃうし、なんならそれに合わせる服や、系統は同じでちょっとデザインの違う価格の高いものをすすめられて気にいちゃうこともあります。

 

求めているものなら、心から感謝の言葉が出てくるし、お金だって喜んで払う。

でも、求めていないものは要らないん。

喜んでもらえないし、もしかしたら迷惑かもしれない。

 

特に相手と自分のバックグラウンドが違うときは、思い込みで求められているものを決めつけないようにしないと思った次第です。

  • このブログを書いている人

なおみ

アラサーの食べることが大好きな働きウーマン

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