文字をまとめて読む時間がないと、体調が悪くなるくらい、文字を読むことが好きで、それ自体がストレス発散になっています。私にとって。だから本を読むのが大好き。
でも、本からじゃ学べないことってたくさんあって。でも私的に本は最強なので、直接人からしか学べないことがある理由を整理してみました。
すべての答えは本に書いてある
「本」は体系的にものごとを説明してくれるもの。成功者の、成功のエッセンスがたっぷり詰まっているもの。
だから本には“すべての答えが書いてある”んです。
特に何かに悩んだとき。大体はどこかの誰かも悩んでいることで、それが何なのか、どう解消していくべきなのかは書かれている。
「そんわけない」って思うのであれば、それは自分の悩みと他の誰かの悩みの共通部分が見えていないだけ。
だから、私は悩んだときによく本を読みます。
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本与える感情は「快」である
「本」に答えを求めながら読み進めると、絶対に答えが返ってきます。
ここでも「そんわけない」って思う人がいれば、それは本を選ぶセンスがないだけ。本を選ぶセンスがないのは、本を読み慣れてないから。絶対答えは見つかる。
でも、本が与えてくれる感情って「快」だけなんですよね。
著者が400ページとか500ページとかかけて伝えたいこと、そこにつまっている色々なエッセンスの中で、私が勝手にいい部分を無意識に取り分けている。
無意識に必要なものを選んで、認知していく。無意識に選んでしまってるから、自分が望んでいた答えで、そこで新しい学びを得るわけだけど、そこで生まれる感情は「快」。
「快」じゃないものは選ぶのが難しくて、そもそも“意味わかんない!”って思う内容が書かれている本を読もうとはしない。
人が与える感情は「快」と「不快」
一方で、人が与える感情には「快」も「不快」もある。
話していてイラっとすることもあるし、アドバイスをもらう立場であっても、相手に反感を覚えたりする。本当に耳が痛い言葉だってある。
本であれば無意識に防衛してしまうところも、相手が生きている人だと防衛の準備は間に合わなかったりする。
本を読んで本気で腹をたてることはないけど、人との関わりで本気で腹が立つことはしばしば存在する。
人はポジティブな理由でもネガティブな理由でも動く
今私は小顔矯正に通っているんですが、コースを組んだきっかけは「若いのにこのままじゃもったいない」という言葉。
「このままだとダメだ」っていうネガティブな言葉で、しっかりケアしなきゃって思ったんですよね。
なにか行動するとき、「こうなりたい」「こうなれたらいいな」って始めることもあります。ポジティブな理由ですよね。
でもそれだけじゃなくて、「こうなりたくない」っていう現状を続けていくことに対するネガティブな理由で行動することも多いんですよね。
ダイエット中、お菓子食べようかなって思ったとき、がまんしてがまんしてそれでも食べたいときって、きれいな人を見てもモチベーションってあまり変わらないんですよね。
意外と、自分よりちょっと太ったあまりきれいでない人が、おかし食べてるのを見て「あぁはならないぞ」とスイッチが入ったりする。
人はネガティブな理由で行動するし、頑張れる。
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人からしか学べないこと
人からしか学べないこと、それは「不快」なこと。
特に未熟であればあるほど「不快」は多いもの。思わず反発したくなる意見やアドバイス、それは【人】からしか得られないものです。
私も先輩に「口ばっかりじゃん」って言われて、私がどんだけ仕事してないかについてボロクソに言われて、めちゃくちゃ腹が立ったことがあるんですよね。
「何も分かってないくせに」「あなたに言われたくない」「黙ってくれないかな」と、心の中で負の感情が渦巻くわけです。
でもその言葉があったから、「また口ばっかりって言われる」って思って、想像しただけで腹が立って、めちゃくちゃ頑張れたことがありました。
腹が立つ、むかつく。この感情を作れるのって生きた人間だけ。
私もまだまだ未熟で、この先輩に感謝の気持ちはあまりないんですが、でもあの言葉のおかげだなとは思います。
まとめ
本にはすべての答えが書いてあるけど、ポジティブな成長しか促せない。
人は負の感情も生み出すから、ネガティブな気持ちが原動力となった成長も促せる。
ネガティブって全然悪い意味ではないんです。ベクトルの向きが違うだけで、成長を促したり、変化を促す力を持つもの。
だから【人】と話すことってすごく大事。「快」だけじゃなくて「不快」なことも言ってくれる人はかなり大事。