博多のうなぎと言えば吉塚うなぎ?
博多のうなぎと言えば「吉塚うなぎ」が有名。ただタモリさんが美味しいと言ったことで有名になりすぎて、観光客でごった返しているのが玉に瑕。
そんな吉塚うなぎの牙城を揺るがす存在が、数年前彗星の如く現れました。それが薬院にある「うなぎ処 山道」。
…あたかも私の言葉のように書いちゃいましたが、教えてもらったことをそのまま書いています。(笑)
そんな風に聞いたら行きたくなっちゃいますよね。
ではお店の前よりレポート開始です。
どこからともなく漂う香ばしい香り。
この香りだけでご飯が食べれちゃいます。
わくわくしながら暖簾をくぐります。
席は、テーブル・カウンター・掘りごたつ。
席数も限られており、いつも混雑しているのであらかじめ予約しておくのが確実です。
スポンサーリンク
「うなぎ処 山道」で頼んだメニュー
山道ではうなぎに合うよう、焼酎をセレクトしてあるようです。
ドリンクは山ねこ(芋)を。
お通しには骨せんべい。
バリッバリッといい音がなります。うなぎの骨ってこんなに太いんですね。骨まで美味しい。お酒もすすみます。
単品料理から注文していきます。
まずはうまき。
たまごがふわふわ。
空腹のお腹に、優しい味が染み渡ります。
次は、うなぎ屋さんに来たら絶対に頼んでしまう肝焼き。
なんだ、この形は!?となるのは私だけなんでしょうか。今まで東京で食べてきた肝焼きは肝臓のみでした。
今まで食べていた肝と違う形。理系 生物選択のさがでしょうか。ついついじっくり見てしまいます。
胆のう・門脈・固有肝動脈???と思っていたら全然違いました。
どうやら、肝臓に胃袋・胃・腎臓・腸がついているようです。(そうだよね、血液の流れていない血管ってそんな太くないですよね…)
肝焼きが香ばしくて、うな重はまだかまだかとそわそわしていると、来ました。
おぉ〜〜〜美味しそう!ツヤツヤのうなぎさん。
一口食べると、
「美味しい!!!」
なるほど。
なんで大学時代の西日本出身の友人が、東京のうなぎに満足しないのかようやく分かりました。東日本のうなぎとは全然違う。
特に皮が香ばしい。表面も香ばしい。美味しい。
美味しい!!!!
二口目でも三口目でも、最後の一口までもずっと美味しい。
実は西日本でうなぎを食べるのは二回目。
わぁ〜どうしよう。私の中で福岡、西日本のうなぎのスタンダードが山道のうなぎになってしまいました。美味しい。しつこいようですが、美味しい。
こちらでは「ひむか山道うなぎ」ブランドの最高級のうなぎを使用しているそう。いい水、いい環境、いい技術に育てられたうなぎ。HP(うなぎ処 山道)からもこだわりが伝わってきます。
こだわりのあらわれを感じるのが、「山椒は置きません」の文字。
もともと山椒はうなぎの臭みを消すためのもの。「ひむか山道うなぎ」は、飲めるほどきれいな水で育てられているので、臭みはないので山椒は必要はないとのこと。
(メニューの端に要望があれば山椒をお出しいただける旨が書いてありました。でもせっかくなので、山椒なしで召し上がってください!)
夜総合点★★★★☆ 4.5
福岡県福岡市中央区薬院4-3-10
092-753-6102
11:00~14:00、17:00~21:00
定休日なし