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日常

おおきくなったきみへ|甥っ子への手紙

これを読んでいるきみは今いくつなんだろう。

これは生後3ヶ月のきみと過ごしたわたしから送る、きみへのお手紙です。

 

はじめてきみに会ったのは生まれてから1ヶ月も経っていないころ。

今回はそれから2ヶ月ほどしてからの実家の帰省で、ちょっと大きくなったきみに会いました。

 

前までは目をつむっているか、泣いているか、たまに目を開けているかだったきみは、笑うようになっていました。

きみの笑顔には写真じゃ伝わりきらないかわいさと、人をひきつけるパワーがあるんだよ。お店に入ればとなりの人はきみに笑いかけ、店員さんはきみに話しかけにくる。みんなをひきつける。

わたしもそんなきみにひきつけられました。かわいくてかわいくてたまりません。

 

あんまりにもかわいいから、たくさん抱っこさせてもらったんだ。ありがとう。

とってもいやされました。

 

なんとなくさっきの写真でもわかると思うけど、きみは結構髪がうすくてね。しかも寝てるときによく首を動かすから、後頭部は髪がなかったんだよ。

ね、頭のまんなかに髪がないでしょ。

 

ちなみに毛がうすいのは、きっとおじいちゃん(わたしの父)ゆずり。

 

 

きみと会って、わたしは赤ちゃんがこんなに不思議な生き物だと知りました。

大人が食事をはじめると泣くの。大人だけが楽しく食事しているのがさみしいからなのかな。

妹にもゆっくり食事してもらおうと、わたしもだっこするんだけど、きみはギャン泣きするんだ。そのあとお母さんがだっこして、トントントンってすると泣き止むんだよ。

さっきはだっこしたらニコニコしてくれたのになぁ。お母さんにはかないません。

 

それから、きみはよくよだれをたらす子で。

まさかよだれかけの替えを持ち歩かなきゃいけないなんて思わなかったよ。きみがご機嫌モードのときにだっこすると、気づいたらよだれまみれ。グレーのパーカーがダークグレーになったりしたよ。

 

 

どんなに泣いても、どんなによだれ垂らしても、たまにうんこもれちゃうこともあるけど、それでもきみのかわいさが勝つんだよ。かわいくてかわいくて、みんなきみにメロメロ。

 

でもね、きみと半日も一緒にいると疲れちゃうんだ。夕方家に帰ってきたら「疲れたぁ〜〜〜」って言葉がもれちゃうの。わたしがミルクをあげたわけでも、寝かしつけたわけでも、おしめを替えたわけでもないのに。

 

きみはとってもかわいい。でも泣いたらだっこしなきゃいけないし、お店の中にいるときは外に出して泣きやませないといけない。

ベビーカーを押していれば階段はのぼれないし、せまい道は通れない。きみが寒くないかなって様子を気にする。

だっこしていたら人にぶつからないように、間違えても転ばないようにって気をつかう。

 

「子育ては体力がいる」これが半日だけで実感できちゃう。それくらい赤ちゃんを育てることって大変なんだ。

お母さんはもっと大変だよね。泣きやまなければ最終的にお母さんがあやさなきゃいけない。母乳もお母さんにしかあげられない。ずっと一緒にいるのはお母さんだからね。

 

この手紙できみに伝えたいことは二つ。

 

一つは、きみのお母さんは偉大だってこと。赤ちゃんを育てることはかなりのハードワーク。それをしたお母さんはすごい。妹を尊敬したのはこれがはじめてです。

 

もう一つは、生まれてきてくれてありがとう。ということ。赤ちゃんがこんなにかわいいんだってこと、新しいいのちが育っていくことがこんなに大変で、こんなにすてきなものだということを、きみから教えてもらいました。ありがとう。

どうかこれから元気にすくすくと育っていってね。成長していくとできることがどんどん増えていくよ。その過程をぞんぶんに楽しんでほしいな。

 

 

愛をこめて、なおみ。

2018年12月29日

  • このブログを書いている人

なおみ

アラサーの食べることが大好きな働きウーマン

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