社会人1年目のときには周りの色んな悩みを聞きました。私の場合、社会人になってからではありませんが、はじめてインターンしたときはすごい落ち込んで、悩んで。前のブログで書いたんですが、本当に泣いてばっかりでした。よく頑張ったね、って自分でほめてあげたいくらい(笑)
なので、改めて社会に足を踏み入れたばかりの新入社員が落ち込んでしまう理由を考えてみました。
1. 脳のせい
MRI画像から、20代は年長者に比べてネガティブな情報に強く反応することがわかっているそう。
脳の扁桃体が、快不快を判断し、そのうち不快なものを積極的に海馬で記憶していく。ここからは私のイメージなので正しい訳ではないのですが、イメージとして…。
頭の良さのうち、暗記力・集中力・IQなどは20歳をピークに減少していくと言わるようですね。(代わりに経験・知識・判断力などは年齢を重ねるにつれ伸びていく。)この「暗記力」について考えれば、20歳がピークであり、記憶には快不快を判断する扁桃体が大きく関与している。すなわち、この扁桃体が20歳では活発だと考えると、その分不快なものに反応してしまう、というのも納得な気がします。
もう人として、脳の機能として、20代はそういうもの。だから仕方ない。それがひとつ目の理由。
2. 批判を個人的なものとして受け止めてしまう
何か批判を受けた時に、それを個人的なものとして受け止めてしまうと、一つの業務についてのみのことなのに、あたかも個人として否定されたように感じてしまうことがある。多分新入社員がやってしまいがちなこと。
残念だけど、業務についてのみなのに、個人として否定してくる人がいるのも事実。感情的になるとそうなっちゃうんだろうな、と思いながら悪いお手本として流すしかないんですかね…。
批判を個人的なものとして受け止めてしまう、これがふたつ目の理由。その批判は、何かひとつの事象に対する批判であって、私自身、あなた自身に対するものではない。
3. 成功体験を思い出せない
社会人になってからの成功体験がないから、今目の前のことができないと、まるで全てができないように感じてしまう。でもね、思い出すとさ、色んなことできたじゃん。ね。
能力のある人が真剣に、ずどーんと落ち込んでいるのを見ると、私は不思議な気がしてしまいます。「なんで?大丈夫だよ!」「そんなに苦しいならやめちゃいなよ。もっとできることあるじゃん!」それだけ真剣に仕事をしている証拠なんだろうど。今の仕事・今できていることだけが自分の価値では絶対にない。
3つ目の理由は成功体験を思い出せないこと。今までをちゃんと振り返って、もう一度自信を持ちたいですよね。自分のことが信用できなかったとしても、自分のことを評価してくれた人のことなら信じたくないですか?
悩みは大事。でも逃げてもOK
「悩み」はその人に必要なものだから、無理に解決する必要はないと思う。悩むことに意味がある。でも悩みすぎて鬱になるくらいなら、全てを手放しちゃってもいいんじゃないかな、と私は思います。(人の話を聞いていると。)
悩んだり、落ち込んだりすることは、誰もが通る道。でも限度はある。
置かれた場所で咲きなさい、でしたっけ。それもありだと思います。でも今私が持つ感覚ではナンセンス。(読んだこともないのにタイトルだけ聞いて批判してすみません…。深い意味はありません。)植物だって条件が揃わないと育たないし、花だって咲かない。それに私たちには足がある。動けるから、だから咲きやすい場所に移動したらいいと思うんです。