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妊娠・育児

出産前に読んでよかった本「科学的に正しい子育て」

▲この写真から2ヶ月も経ってないのに小さくて細い足がかわいすぎる…

産休に入ってから出産前に10冊ほど育児本を読んでみて、一番よかったのがこちら!妊娠中から母乳育児、寝かしつけ、離乳食などなど全体を網羅している一冊です。よくある疑問に対して、エビデンスをもとに回答しているので納得感高く読みやすかったです。

これ知れてよかった!というポイントを独断と偏見で紹介したいと思います。

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妊娠中は葉酸サプリだけでなく鉄サプリを摂取すべし

▲毎日飲んでいるビタミン剤たちです。鉄・葉酸のサプリも飲んでいます

妊娠中期以降は10〜30mg「ヘム鉄」とかかれたサプリを摂取ことがおすすめされています。葉酸のサプリを摂ることはよく知られていると思いますが、鉄分は貧血と診断された人だけというイメージがありました。

私は血液検査では貧血と言われたことはありませんでしたが、妊娠後期動悸・息切れに苦し見ました。産後は貧血だからと鉄剤を飲みましたし、妊娠中期に受けた健康診断では貧血と出てたことに産後になって気付いて(遅い)、もしかしたらあのしんどさは貧血が原因だったのでは…と思っています。

 

それに鉄分は赤ちゃんの脳や体の発達にも大切で、お母さんが鉄欠乏性貧血だと赤ちゃんの体重増加が不十分になるリスクが2倍になるんだとか。

ということで、妊娠中期から葉酸に加えて鉄サプリも飲みましょう!

 

妊娠中にカフェインをとるとちょっとだけ赤ちゃんの心拍が上がって、ちょっとだけ出生体重が低くなるリスクがある

▲スタバはどこでもデカフェが選べるのでありがたい

妊娠中はカフェインは控えましょう、とよく言いますが、胎児がカフェインを代謝できないってことによる影響をよく分かっていませんでした。

この本で紹介されているのが、毎日コーヒーを3杯以上飲む約1,200名の妊婦さんの研究。カフェインレスでも普通のインスタントコーヒーでも、出生体重も早産の割合も変わらなかったそう。

ちょっとでもリスクがあるなら控えた方がいいと思うけど、例えばレストランの食後のドリンクでコーヒー飲みたい気分でカフでインレスがなかったとしても、自信持って(?)飲んでいいんだなぁと思えました。

 

授乳中お酒は絶対飲んじゃいけないわけではない

▲おしゃレストランの海外のノンアルコールビールはアルコール0%じゃないので要注意。写真のもちょっとだけアルコール含まれていて結局ほぼ飲まなかったw

授乳まで2〜3時間あげれば飲んでいいらしい?という漠然とした認識を持っていました。

実際の研究では、アルコールを飲む量が増えると6〜7才時点での非言語的推理力(複数の図形から法則性を見つけて穴埋めする問題)が少し下がる。そしてその影響は10〜11才では消失するそう。

 

もちろんバカバカ飲んでいいって訳ではないけど、少し飲んだだけでも大変なことになることはないようです。たま、同時に少しでもアルコールを摂取する量が増えるほど悪影響があるという結果にもなっていました。

アルコール摂取から30〜60分後に母乳のアルコール濃度が最大になるので、本ではどうしても飲みたいときは、アルコール濃度の高くないものをグラス1杯程度にして、授乳までに2〜2時間半ほどあけるといいと書かれています。

こうやってデータで知ると、どうしても飲みたいなら1杯くらいいいよねって選択肢が持てる。逆にちょっとでも悪影響あるならやめておこうか、と思えたりもする。(今のところ後者でお酒は飲んでいません。代わりにノンアルコールビールをよく飲んでいます)

 

脂肪分が多い食事だと乳腺炎が起きる、というのは科学的根拠がない

▲これは産前に食べた「串の坊」のランチ

授乳中は脂肪分の高い食事を摂ると乳腺炎になる、なんて聞いたことがありました。が、これは今のところ科学的根拠がないんだそう!食べることが好きな私にとっては吉報です。

これまでの医学研究からは、母親の食事によって母乳の糖分や脂質の量が大きく影響されることがないことが分かっているんだって。それに乳管に比べると脂肪球はめちゃくちゃ小さい、なんて言ったりもしますよね。

 

ケーキを食べて乳腺炎になる人も、その日はお出かけで授乳間隔があいてしまってるかもしれないし、甘いものが食べたいくらいストレスが溜まっているときだったかもしれないですよね。と書いてありなるほどーーーとなりました。

バランスのいい食事は大切ですが、脂肪分の多い食事と乳腺炎とは別問題!ということですね。

 

にんにくカプセルを飲むと赤ちゃんはよくおっぱいを飲む!

▲ニンニクっぽい写真はこれしかなかった、おうちでやったもつ鍋

「にんにくカプセルを飲むと赤ちゃんはよくおっぱいを飲む」という面白い研究もありました。母乳のにおいは食事の影響を受けて、にんにくは赤ちゃんの食欲も増進させるんですかね。にんにく摂取のモチベーションになりますねw

 

こんに加えてこんな研究結果も紹介されていました。

妊婦さんにそれぞれ期間を決めて人参ジュースを飲んでもらいます。妊娠後期生後2ヶ月まで人参ジュースを飲まない、の3つのグループに分けます。すると、人参ジュースを飲んでいたグループの赤ちゃんは、離乳食で人参入りシリアルをたくさん食べたそう。さらにこの傾向は妊娠後期に人参ジュースを飲んでいたグループで大きかったそう。

妊娠後期、そして母乳をあげている間は、赤ちゃんに色んなにおいを経験させてあげるためにも、偏りなく色んな食べ物を食べられるといいかもしれませんね。

 

適切なおもちゃで知能指数があがる

▲1才の甥っ子がホテルのトイレットペーパーをおもちゃにしていたときの写真。かわえーーー

生後6ヶ月時点で適切なおもちゃを与えられた赤ちゃんほど、3才になったときの知能指数が高いことが分かっているそう。適切なおもちゃということで、1才半〜2才半のブロックを渡した子たちの方が言語能力が高かったという研究もあるようです。

これを見て、もうちょっと大きくなったらおもちゃのサブスクやろうかなぁ〜と考えるようになりました。収納には限りはあるけど、その時々にあったおもちゃで遊ばせてあげたいなと。

 

絵本はやっぱり大切!

▲甥っ子のお下がりでもらった絵本たち

4〜7才の家での読み聞かせ環境が、小学3年生までの言語能力の影響を確かめた研究があります。それによると本をたくさん読んでいた子は、話を聞いて理解する力が高く、また読んだり聞いたりしてわかる語彙も多かったそう。

また、1才半〜2才になるまでの間で大人と子どもの会話のキャッチボールの回数や、大人の会話語数が、10年後知能指数言語能力に関連していることも分かっています。なのでただ絵本を読むだけじゃなくて、絵本を読みながら簡単な質問を投げかけたりすると効果はさらに高いということ!

 

まだ絵本にはまったく興味がないので(生後1ヶ月なので当たり前ですよねw)、もうちょっと大きくなったら一緒に絵本楽しみたいなぁーと思っています。

だるまさんシリーズはかわいいからたくさん読みたいし、もう少し大きくなったらヨシタケシンスケさんの絵本も揃えたいな(完全に私の趣味です)。

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おわりに

▲寝る直前のわが子、ぶちゃかわです

今回Kindleでハイライトをつけたところを読み返しながらまとめてみました。でもここに書いた何倍もハイライトはあって、どれも「へぇ〜」「なるほど!」と勉強になるものばかり。

科学的根拠だけに振り回される必要はないけど、知ってると理解が深まるし面白いのでおすすめの一冊です!

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  • このブログを書いている人

なおみ

アラサーの食べることが大好きな働きウーマン

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