「会議資料が分かりやすかったね。なんか変えた?」そう上司に声をかけてもらった。純粋に嬉しかったし、やっぱりそうかとも思いました。だって私も納得度が高かったし、資料の概要を考えて、今後何をすべきなのかが明確になっていくのを感じていたんです。
要するに、“資料”がよかったというよりは、ちゃんと課題が分かって、なんでその課題があるのか、課題解決のためにどんな方法があって、まず何をすべきなのかもちゃんと分かった。ただそれだけ。
でもそれがずっとできなかったんですよね。
シンプルに考える
たぶんポイントは「シンプルに考える」こと。シンプルってなにかというと、事実を事実として、そのまま受け入れること。言い訳をしないこと。人と比べないこと。自分をちょっと違う視点から見て、そのままを知ること。
そのために必要なのは、自分をそのまま受け入れることだと思います。私のブログのタイトルみたいにね。This is Naomi. This is Me. とってもシンプル。それだけ。
できること、できないこと、それぞれたくさんある。それが私。
先輩とのミーティングで気づいたこと
本当に、本当にありがたいことに、会社では周りの人にすごく恵まれました。こういうところあるよね、こうだよね、ってそのままの私を受け入れてくれる先輩たち。(ありがとうございます。)
私、すごく抜け漏れが多いんです。あんまりそう見られないけど。今までは隠してたか、だから意外とバレなかった。でも、素を出せるようになって、いけないことかもしれないけど、頑張るのをやめてみたんです。(とかいって単に余裕がなくなっただけなんですけどね。)
好きなこと、できることをやって、苦手なことはほどほどにしようと。
先輩に「あれやった?」って聞かれると高確率で「あ、忘れてました。今やります!」って返すように。「抜け漏れが多くてすみません…」って言った時、「いいよいいよ。リマインドするから気にせんで」って。なんだこの大きな人は、ってそう思いました。これが先輩とのミーティングでの話。
そっか、いいのか〜と図々しくも思っちゃったんです。これが私で、このままでもいいのかって。
そうすると変なプライドなんてなくなって、変な謙遜もなくなって、自分は何ができて、何ができていないのかが明確になっていきました。そう、シンプルに考えられるようになったんです。
シンプルの先にあるもの
そうすると見えてくる、見えてくる、自分の課題が。課題がわかれば何をすべきなのかも分かって。分からなければ「どうしたらいいんですかね?」って聞けるようになって。あらあら、とってもシンプル。すべきことがとってもシンプルになっちゃいました。
そりゃ資料も分かりやすよね。だってすべきこと分かった上で作っているわけだし。なによりシンプルだし。
あとは実行するだけ。それだけ。とってもシンプル。“シンプル”って何回言うんだって感じだけど、本当にシンプル。変なプライドも、変な謙遜も捨てて、言い訳をせずに開き直るとすごーく簡単!