昔だったらいくらでも答えられた質問に、まったく答えが出てこなかった。でも仕事がつまらないかと言われればそうじゃない。仕事だからと淡々とこなす部分もあるけど、それだけじゃない。
ぼーっと考えながら「7つの習慣」の”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”を思い出した。(思い出したというか今ちょうど読み直している箇所なんだけど)
コヴィー博士は「7つの習慣」では、自分の”中心”を【原則】に置くことが大事だと書かれている。多くの場合、人生の中心を、「お金」「仕事」「所有物」「家族」「配偶者」「娯楽」「友人・敵」「自己」などに偏りがちだと。
そして「仕事で楽しいと感じることは?」という質問は楽しさ(本の言葉で言えば娯楽)に価値基準を置いた聞き方だということ。ただ質問の本質は、仕事によって価値観が満たされるのはどんなとき?ってことだったのかなぁと思う。
それでいうと、私はできるようになった小さな達成感が好き。前回もらったフィードバックを踏まえてちょっと変えてみた資料が以前よりもいいものだと思えたとき、よくなったとコメントをもらったとき。とかね。
最近コーチと人生のミッション、ビジョン、バリューを見つめ直してる。『自分が変わることで、世界がどう変わるかを見てみたい』って表現の方がしっくりくる気がしてきた。自分の中で小さな変化を積み重ねると、人としての考え方や見え方も少しずつ洗練されていく。どこまで洗練させられるのかに興味がある。
人としての成長は一歩ずつ進むしかなくて、その成長は人やコミュニティーから与えられるもの。仕事での関わりはまさに人と人との関係であり、コミュニティーとの関係によって成り立ってる。
そしてやっぱり私は「仕事」中心に考えがちだなと気付くのでした。と同時に子どもができてから、新たにできた大切な存在と、これまで大切だと思ってきたものの調和をはかるために、「原則」中心に近づいてるといいなぁとも思うのでした。
おしまい