福岡で行ったお店の中で、一番好きなのがここ。旧かつえ。
以前旧かつえの好きなところについて、記事にもしました。
水炊き懐石「旧かつえ」のよさを本気で伝えたい|福岡お気に入りのお店
ただ、私が 旧かつえをどれくらい好きなのかが伝わっても、お料理についての紹介はできていなかったので、
今回は食レポ(メニュー紹介)をしたいと思います!
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まずは旧かつえの紹介から
お料理の前に旧かつえの紹介を。
こちらは、「池田商店」「海物」「春馬」などを運営するわらび野さんグループのお店。この系列店に共通するのが看板がないこと。
はじめて行く方は入り口を探してしまうかも。
完全予約制のため、みなさん場所は分かっているので看板は置いていないそうです。
お料理は7,000円のコースのみで、前日までに要予約です。
それでは次からお料理の紹介を。
前菜:なまこ、干し柿とカブの和え物、牡蠣のオイル漬け
まずは生ビールとともに前菜を。
(ビールの見かけですみません…)
なまこはコリコリ。味もしっかりついていて、まさにappetizer(食欲を促す物)。どんどんお腹が減ってきます。
干し柿とカブ、って響きが素敵ですよね。そして牡蠣は冬の訪れを感じます。柿(kaki)と牡蠣(kaki)。秋と冬の境目の季節を感じる食材です。
旬のお造り
本日のお造りは、やりいか・あこう・五島のさば・車海老です。
手前にあるのは車海老のお頭。
「お頭は温かいうちに先に食べてください」とのことなので、お頭からいただきます。
口にいれた瞬間に広がる香ばしい香り。サクッと一口目をいただくと、たっぷりのみそが。美味しい〜〜。
お刺身も安定のお味。お刺身の下にあるワカメも肉厚で美味しいので、見過ごし注意です。
わさびはその場でおろしているもの。甘くて美味しいので、わさびだけでも食べれちゃいます。
かますの一口寿司と、水炊きのスープ
メインの水炊きの前に、水炊きのスープを先にいただきます。
ここの水炊きは、予約人数分のスープしか作られないこだわりのあるもの。
余計な物がない、きれいな色のスープで鶏の旨味がぎゅっと詰まった濃厚なスープ。だからと言ってこってりしているわけではなく、濃厚でありながら、あっさりと飲めてしまいます。
一口寿司は、かますの皮目を炙ってあります。
焼き物は甘鯛にあん肝みそ
甘鯛の身がフワフワ!美味しい…
下の大根はだしがしみていて、甘く、
上のあん肝みそは濃厚。
大根+甘鯛+あん肝のバランスが最高。それぞれ味わっても美味しいんですが、全部一緒に食べたときが一番美味しく食べれる一品です。
お椀は蒸しあわびとホタテ
あわび…!無類の貝好きにはたまりません。
みどりのペーストは聞きなれない言葉でわからずでしたが、枝豆のような、ずんだのような。
日本酒とともにいただきます。
お酒は、日本酒、焼酎を中心に置いてあります。値段は書いてないのですが、リーズナブルなので安心して注文して大丈夫です。
だいたい1ドリンク、800〜900円くらいでしょうか。
メインの水炊きには、つくねと鶏が入っています
ここでメインの水炊き!
お野菜は小松菜と白菜とネギ。鶏は九州産ハーブ鶏。
どーんとお鍋で持ってきてくださり、それを器によそってくれます。
なので、2杯分ほど水炊きを味わうことができます。
シャキシャキ感の残る、ちょうどいい火加減のお野菜。フワフワのつくねに、プリプリの鶏。最高です。いくらでも食べれちゃいます。
〆は冷たいお雑炊と、温かいおうどん
〆は冷たいお雑炊と、温かいおうどん。
サーブしてもらったお鍋とは別に、作ったものが出てきます。
冷たいお雑炊ってめずらしい。ぎゅっと鶏の旨味がつまったスープから作られているので、冷たくても美味しい。
温かいおうどんに冷たいお雑炊。温度でも楽しませてくれます。
デザートはラフランス
最後の最後で写真撮り忘れ…(笑)
食べ終わった後のお皿だけでパシャリ。最後にさっぱりとしたラフランスでお料理は以上です。
何度きても、満足させてくれる旧かつえ。家族や大切な人が来ると必ずここへ来ます。今回は中学からの友人が、福岡へ遊びに来たので訪問しました。
友人も福岡の食事を満喫してくれたみたいで、嬉しい限り!
福岡の水炊きを楽しむために、頑張った後のちょっとしたご褒美にぴったりのお店。
夜総合点★★★★☆ 4.8
福岡県福岡市中央区高砂1-6-18
092-531-0205
17:00~21:00
不定休(前日まで完全予約制)