「もう辞めたほうがいいんじゃないんですか?」
「他の仕事でもできないか」
「まったく仕事をしていない。いつも何してるんですか?」
「何もできない、迷惑をかけているだけですよね」
「一体今まで何を教わってきたんですか?」
先日1時間ほどお説教をいただきました。
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人格否定への対処法
いますよね、こうやって人格否定してくる人。しかもこっちの悪いところもあって、しかも立場が上の人から下の人に言うことが多い。だから、この言葉をそのまま受け止めてしまう。自分を全否定されたとき、それを受け止めてしまったときのあの感じ。あぁなってしまうと、逃げる以外に方法はありません。乗り越える力をすべてもぎ取っていく。
私がそうやって「逃げた」のは、大学生のときはじめて働いたインターンシップのとき。日給5,000円で朝から晩まで働いたとき。ブラインダーを閉め忘れただけで怒鳴られた。先輩インターンは、なんでか知らないけどモノを投げつけられていた。見て見ぬ振りしかできなかった。
参照記事:はじめてのインターンで、はじめての挫折
でも、この経験があったから私は分かっていたつもりでした。「そういう人は相手にしない」「同じ土俵に立たない」。
だから先日お説教をいただいたとき、人格否定されても平気なつもりでした。心のなかで「はいはい」って。
「あのさ、全然反省してるように見えないんだけど。」
「この人(同席していた人)もあなたのせいで頭下げてるんだよ」
「自分のしたことの重大さ分かってる?」
同じ土俵に立っていないと思っていたから平気だったのに、「反省していない」って図星をさされて、同席してる人にもめちゃくちゃ迷惑かけてるんだって思ったら急に溢れてくるものがありました。涙はなんとかこらえて、鼻水がね、出てくる出てくる。(涙を我慢したときのアルアル)
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涙の理由
なぜ涙(鼻水)があふれたのか?はじめは同席者に迷惑をかけてしまったからだと思っていました。でもたぶん、それだけじゃない。大丈夫だって思っていても、人格否定の言葉は必ずどこかで引っかかってくる。
それが的外れな発言だと分かっていても、相手の言うことなんて気にする必要がないと分かっていても。自分のダメなところと、相手の発言を結びつけて、人格否定の言葉が正しいかもしれないと思ってしまう。それが涙の理由。
よく落ち込むけど立ち直りはめちゃくちゃ早いです
めちゃくちゃ落ち込みました。でも立ち直りも早いです。
あのね、自分の気持ちを、涙を、人のせいにしちゃいけないんです。大事な自分の気持ちを、人を平気で傷つけるような人に左右されたらもったいない。
自分で自分を大事にしたいから、自分で自分の気持ちを決めたいから、不快な気持ちを持ち続けたくないから。だから考えるんです。だから”自分”を変えるんです。
私は本が大好きで、悩んだときは本に相談することが多いんですが、今回はこの2冊に相談。
涙の理由は、『自分のダメなところと、相手の発言を結びつけて、人格否定の言葉が正しいかもしれないと思ってしまう』ことだと書きました。逆に自分のダメなところはなんなのか、改善すべきことは何かがわかれば、相手の発言がおかしいものだって、ちゃんと納得出来るんです。頭でもココロでも。
本が教えてくれたこと。それは私の悪いこと、改善すべきこと。
・怒っている相手を第一に考えなかったこと
・自分の仕事を単なる「営業」だと思ったこと
→対顧客のとき自分は会社「代表者」なんだってこと
・表面上の言葉だけで判断したこと
→言葉の意図を知ろうとしなかったこと
・人を大切にすること
やっぱり怒られるようなことをしたんだから、ちゃんと反省しなきゃいけない。いけない、というかそこで反省しなかったらもったいない。
一番言いたいこと
今回一番言いたかったことは、人格否定されたときに、「大丈夫、大丈夫」って思ったとしても、そこにはボディーブロー的痛みも伴うんだってこと。人格否定されるというのは、大いにへこむ理由なんだってこと。これが一番言いたかった。
そう、つまり自分の涙の正当性について書きたかったんです。ちゃんちゃん。