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「医療業界のブランド人になれ!」を聞いて27才MRが感じたこと

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2018年9月16日に開催した、「医療業界のブランド人になれ!」

医療業界について、まったく違う視点での見え方を知り、自分たちの現状を解決するきかっけを得たい。そんな想いで企画した講演会。

 

今回主催として、司会のサポートとして参加した中での講演&学びをお伝えします。

MR(製薬メーカーの営業)から見たレポートになります。どうぞ!

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知らないことよりも、知っていることをどう伝えるか?という視点

冒頭「あまり医療業界について詳しくないので」という一言からはじまった講演。

 

ほんとこのツイートの通りで、知らなくても前に立ってはなす。リクルート時代に医療業界と関わったはなし、ほかの専門職のはなしを交えつつ医療業界ではどうなのかという切り口で講演はすすんでいきました。

つまり、知らないことに焦点をあてるよりも、自分の知っていること・自分の経験をどう料理して伝えるかが重要なんですよね。

 

医療業界でのブランド化は難しい

そしてさらに、「保険診療で価格をあげることができない以上ブランド化の意義がいまひとつ見えてこない」と。

 

講演タイトルである「医療業界のブランド人になれ!」がしょっぱなから崩された一言。笑この一言って大きいですね。

だったらブランド化しなくていいのか?

 

最後の質疑でもありました。

Q. 研修医の先生を集めるために病院のブランド化がしたいが、どうしたらいいのかわからない。

A. 何を売りしにしたいのかをまず決める。清潔さ、速さ、丁寧さ、安心感、親密感。そこで働く人がうちの病院の売りはこれだよねというものが統一化されていないとブランド化はできない。

 

わたしがMRとして医療機関を訪問していく中でも、医療機関によって患者さんの数は異なります。大都市には近隣に同じ診療科が何軒もあったりします。

「医師が足りない」「スタッフがもっと欲しい」という声を聞きます。

 

たしかに他業界と比べてブランド化の必要性の度合いやベクトルは違うのかもしれない。でもブランド化していきたいと感じているのではないでしょうか。ブランド化の必要をどこかで感じてるのではないでしょうか。

 

関連記事:田端信太郎ってどんな人?経歴やメディア記事から見える顔

 

医療者が何をしたいのかがみえてこない

 

すべてはここに集約しますね。

保険という枠組みがありながら、一人のプロとしてどうなりたいか。

できるか、できないか。やっていいか、いけないか。もちろん大事なことだし、法律は守らなきゃいけない。でも自分がプロとしてどうありたいのか?どうしたいのか?

もっともっと問わなきゃいけない。

 

広告は薬規法でひっかかるけど、本にすれば言論の自由で守られる

目からうろこ。

医療の話は書いていいこと、いけないことがあって、そのラインが難しい。というかだいたい書いちゃいけない。そこに抜け道としてあるのが本の出版。

「この蜂蜜で喘息が治ります」は広告的にNGだけど、本として「喘息が治る蜂蜜のレシピ100」とかはいけたりする。

本にした途端言論の自由で守られる。

 

これに関して田端さんから近藤誠先生の「ガンは切るな」と主張する本『患者よ、がんと闘うな』という本が例に出されていました。またメディアという視点から、文芸春秋という大きな会社がこういった本を出して、もし実際に切れば助かるがんを放置した人が裁判を起こしたらどうなるのか。出版社の責任か、著者の責任か、はたまた信じた当人が悪いのか。

という話題も出ていましたね。

 

関連記事:「医療業界のブランド人になれ!」を主催する理由

 

お金儲けは悪いことじゃないけど、医療でそればっかりになってしまうのはいけない

「ただし」という部分を忘れてはいけない。

医療はあくまでも命や健康を扱っていて、言い方は悪いかもしれないけどそれは人の不幸という部分でもある。人間の弱い部分が商売となっている部分でもあるから、お金お金ばかりになってしまってはいけない。

 

お金儲けは悪いことじゃないと思っている田端さんも、この業界がお金儲け主義になってはいけないことはわかっているとおっしゃっていました。

 

医療者としての立ち位置がブレると競合と多くのバッティングする

これは質疑部分。

Q.予防医学という観点だとゲーム要素を組み入れられたり、おもしろそう。田端さんはどういった切り口がいいと思うか。

A.そもそも予防と普通の健康法って同じなのでは。そうなるとそこには別の競合がいる。そこで戦わなきゃいけない。

 

せっかくの専門スキル。あれもこれもと手を広げて、別の分野で強力なイニチアティブをもつ企業や人と競合となっていいのか?そこと勝てるのか?という視点は忘れちゃいけない。

 

関連記事:【医療業界のブランド人になれ】開催!スタッフ紹介するよ

 

MRのエンドユーザーは患者じゃなくて医者

これも質疑のときにでてきた言葉。

製薬メーカーの方からの質問があったので、出てきた話題でした。なのでちょこっとだけ出てきた話ではありますが、MRとして働くわたしには印象に残りました。

MRとしてのブランド化をしたいなら「いつでも質問に即レス対応します」とか。

MRは営業の側面だけでなく、医療を届ける一人の医療者としての立場を意識させられることが多くあります。だからこそ患者ファーストで考える。でもそれってちょっとわかりにくかったりもする。

薬を紹介したかもしれない。でも患者さんに処方したのは医師であって、わたしたちは何もできていないとも思うんです。命に関わるかもしれない。でも直接はなにもできていない

 

薬の先に、医療の先に患者さんを考えるのはベースとして、それでもMRにとってエンドユーザーは医師。そう考えたほうがシンプルでわかりやすい。

一周回ってそう感じました。

 

 

ということで、以上が27才MRである「なおみ」の学びでした。

  1. 知らないことよりも、知っていることをどう伝えるか?という視点
  2. 医療業界でのブランド化は難しい
  3. 医療者が何をしたいのかがみえてこない
  4. 広告は薬規法でひっかかるけど、本にすれば言論の自由で守られる
  5. お金儲けは悪いことじゃないけど、医療でそればっかりになってしまうのはいけない
  6. 医療者としての立ち位置がブレると競合と多くのバッティングする
  7. MRのエンドユーザーは患者じゃなくて医者

 

さいごに今回司会をさせてもらったついでに、田端さんとツーショットをとってもらったので自慢ツイートをのせておきます。

 

おしまい。

写真撮影者:MIラボメンバー 作業療法士「るみさん(@takenaka_rumi)」

 

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【医療業界のブランド人になれ】開催!スタッフ紹介するよ
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  • このブログを書いている人

なおみ

27才会社員ブロガー。 優良企業ではたらきつつ、フリーランスへあこがれています。平日の日中は外資系企業のセールウーマン

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