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田端信太郎ってどんな人?経歴やメディア記事から見える顔

田端さんに講演をしていただく機会があるので、あらためて「田端信太郎」について調べてみました。

 

田端さんの学歴・経歴

1975年10月25日生まれ
石川県小松市の出身

慶應経済学部卒業

【経歴】

NTTデータ…インターネットに迎合できない企業の体質が嫌になり2年で退職
リクルート…ITバブルの崩壊が起きるも、フリーペーパーR25立ち上げ
ライブドア…ホリエモンが逮捕され、裁量を任せられる立場に
コンデナスト(雑誌GQ JAPANなど)…デジタル化の責任者になるも保守的な姿勢に悩む
NHN Japan…ライブドアを買収したNHN Japanへ
LINE…NHN Japanが分社化し、LINEへ。上級執行役員になる
スタートトゥデイ(ZOZO運営)…コミュニケーションデザイン室長に

経歴から見てわかることは、

・ジョブホッパー
・企業体質で悩まず次へ行く
・行く先々でチャレンジングなできごとが起きる

経歴からとがってますよねw

くわしい経歴を知りたい方は「メディア野郎」な田端信太郎の経歴を「セルフまとめ」してみた。を読んでみてください。ご自身でNAVERまとめを書かれているので、どんな仕事をしてきた方なのかがサクッとわかります。

 

自分でNAVER書くのもおもしろすぎるw

(ちなみに、コンデナストで勤務時代にNAVERの広告マネタイズを担当していたそう。)

 

田端さんに関するメディア記事

10年前のとある新入社員が初めての転職を決意するまで(TABLOG 2009年4月5日)

http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50669630.html

田端さんの書くブログで、が新卒で入社したNTTデータでの話が書かれています。

「辛いか?辛くないか?」の観点だけで判断し、「辛いから、ココは嫌だ」という発想に囚われていた私だったが、「どちらが、より学ぶことが多いか?」の観点から見てみると、毎日、自分が深夜まで過ごしている職場にも、大いに魅力があるような気になったものだ。

ここからの勉強量がすさまじかったんだろうな。

2年目の成功体験のエピソードが書いてある。

新規に設立するJV会社の事業収支の採算性を判断するために使う割引率をどう決めるかが、議論になった。Aさんは、出資元である親会社各社の資本調達コストを、出資比率で加重平均したものを使うべきだと主張した。

それに対して私は「それはオカシイですよ。割引率は、そのビジネスの本来のリスクを反映すべきものだから、親会社や資本構成に関係なく、そのビジネス本来のリスクを反映して決めて、DCFを回すべきではないでしょうか」と発言した。

Aさんは「うーん、そうかなあ。後で調べてみますね。」と言いながら、その打ち合わせはお開きになった。その晩、Aさんから、メールが届いた。「MBA時代のファイナンスのテキストを開いて、確かめてみたけど、田端君の言ってたのが正解でした。」と書いてあった。

わたしは今社会人3年目。

社内でこんな本質的な議論をした覚えがありません。くやしいというか、恥ずかしいというか…。もっとサラリーマンとして自分を出していこうと小さく決意した記事です。

 

R25からLINEまで。日本最強のメディア野郎(東洋経済ONLINE 2012年12月27日)

https://toyokeizai.net/articles/-/12267

NTTデータの後、リクルートでR25の立ち上げ。そしてライブドアへと転職した田端氏。

ある日、田端がマーケティングの一環として読者調査を提案したところ、堀江は「マーケティングなんて、女々しいことをしてるんじゃねえよ」と一喝した。

『R25』創刊のときは何ヵ月もかけて、グループインタビューを行った。しかし、そうした紙の世界のやり方は、ネットの世界には適さない。長い時間、お金をかけて調べるぐらいだったら、まずはサービスを出してみて、それからトライ&エラーで修正して行けばいい――それが堀江から学んだネット業界の流儀だった。

リクルートでR25創刊という成功体験が一蹴されてしまう環境。そこでも成果を出すんだからすごいよなぁ。

そしてその後はコンデナスト・デジタルに転職。『VOGUE』『GQ Japan』『WIRED』のデジタル戦略を統括するように。新興のネットメディアから、世界に名を轟かす伝統的メディアへの極端な選択。

コンデナストで学んだのは、ブランドとプライドの大切さである。

「メディアがブランドになるには、プライドというか、気構えがすごく大事なんだと感じました。たとえば、『VOGUE』の編集長は、ファッションショーに行って自分のイスが最前列に用意されてなかったら、蹴飛ばして帰ってくるのが義務なんですよ。これは普通のネットメディアではあり得ません」

メディアという切り口で右から左へと幅広い経歴だということがわかります。軸のある身軽さ。

「ネットメディアの編集者には、もっと気構え、矜持、モラル、プライドをもってほしい。自らの影響力を自覚せず『俺らが楽しければいいよね』という考えでメディアを作っていては、読者からのリスペクトは得られないし、媒体としてのブランド価値は上がらない。紙メディアのすべてを肯定するわけではないですが、ネットメディアが学ぶべきところはたくさんあります」

そしてネットメディアの地位についてここまで考えてる。2012年の記事だけど、まだできていないことですよね。

 

広告やメディアで人はもう動きません(NEWS PICKS 2014年9月28日〜)

https://newspicks.com/news/635824

いろいろ田端さんを調べてようやくわかってきたこと。それは、こんなにもメディアについて考えてる人なんだということ。

僕がメディアに期待したいのは、需要自体を作ること。情報番組がダサいと思うのは、今流行っているトレンドをフォローしているだけで、トレンドをクリエイトしていないから。世の中はこうあるべきだというビジョンがあるわけでなく、世の中はこうなっています、と後追いしている。それだと、とことんコモディティ化してしまい、ツイッターやブログやフェイスブックとの違いがなくなる。

たとえば、NewsPicksにあてはめれば、経済やビジネスはこうあるべきだ、というビジョンを強く打ち出すのもいいと思う。ポジショントークという意味ではなく、あるテーマに対してポジションをとったほうがいい。

何を話しても「メディア」という軸からぶれない。

そんな田端氏の考える他者と差別化するための能力について、最後こんな風に述べている。

ある種のエゴとか意外性とか非合理なこだわりだと思う。これだけ話して、オチが精神論でいいのかよという感じだが、最後は精神論になる。コンピューターは精神論をやらないし、アルゴリズムの外に出てしまえるくらいに突き抜ければ、そこはコモディティ化しない。結局は、玉ねぎの皮むきでむいていったとき最後に何が残るのかという、合理性を超えた青臭い話になる。たとえば、勇気とかパッションみたいなもの。

これはメディアに限った話ではなく、誰にとっても参考になるのではないだろうか。自分自身にも言い聞かせたい、「あなたの非合理的なこだわり最高だよ」と。

 

ZOZO田端信太郎氏「前澤さんに、高卒は資産だと言いました」(NEWSポストセブン 2018年6月5日)

https://www.news-postseven.com/archives/20180605_691036.html

ZOZOに移った田端氏。

「コミュニケーションデザイン室 室長」という立場で言えば、コミュニケーションって相手があって成立すること。だから社外やお客様から、会社としてのスタートトゥデイや「ZOZOTOWN」、あるいはブランドとしてのZOZOや、社長はこう見られていますよ、こんなふうに思われていますよ、ということを前澤には言いますね。

コミュニケーションデザインってそういうことか…。

だからこそ世間から見たとき「高卒は資産だ」と言ったわけなんですね。

インターネットやシリコンバレーはもともとカウンターカルチャーの匂いがあったのに、今やグーグルでも、アマゾンでもフェイスブックでも、ピカピカのエリートが働く時代になってしまった。経営者でも、たとえば楽天の三木谷(浩史)社長はピカピカの経歴のエリート経営者でしょう。その真逆に前澤さんはいる。若い頃、バンドのスタジオ代を稼ぐために建築や工事現場でバイトをしていたから、倉庫に行くと、俺、フォークリフトの運転ができるんだよね、と言ったりする。どちらがいい悪いではないし、どちらも素晴らしいんだけど、こういう時代だからこそ、前澤的な価値は際立つ。僕自身もそういうパンクさが好きなんです。

ほんとに資産ですよね。会社員をしている人が今からピカピカの学歴を持ちたいと思っても難しいわけだから。だから、前澤さんすごいなぁって素直に思えたりする。

 

おわりに

田端さんはTwitterでの炎上に注目が集まりがちですが、そこには意図があるし、なにより真っ裸で発信している証。

メディアについて、また個人としての働き方について興味があるなら田端さんは要チェックですね。

 

「個人の働き方」について、田端さんに医療業界という切り口で講演をしてもらいます。

■日時:2018年9月16日14:30~16:00
(14:30開場、15:00講演開始)
■会場:いいオフィス上野
上野駅から徒歩2分
■入場料:4,500円
(来場者に「ブランド人になれ!」を1冊プレゼント致します)

 

まだチケット販売しているので、医療業界の働き方について興味のある方はぜひおこしください^^

 

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  • このブログを書いている人

なおみ

アラサーの食べることが大好きな働きウーマン

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