ありがたいことに仕事で北海道へ。
仕事なので、正味1日ほどのフリータイム。
ただ、正味1日でも北海道を満喫してきたので、時間はないけど北海道(札幌)を楽しみたい人は参考にしてみてください!
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1時間じゃ全然足りなかった、新千歳空港
現在、福岡からはJALから2便、ANAから1便の直行便が出ています。ANA派の私は、11:35(福岡)→13:55(新千歳)の飛行機で日本列島を横断。約2,000kmを2時間20分で移動できちゃうってすごい。
ちなみにこの距離とは裏腹に、値段は全然お気軽じゃありません…。このときは、定価は10万ちょい。早割で7万弱。高いですね〜。
帰りは空港での時間をそんなに作れそうになかったので、先にお土産をチェック。空港を見たときは、たいして大きくないじゃんと思ったけど、やっぱり広い広い。お土産見ていたら1時間なんてあっという間。
いろんな人のブログをチェックして、北海道ラーメン道場、ロイズの工場、新千歳空港で一番おいしいプロントのアイスは回りたかったのに一つも回れず(笑)お土産は、ロイズ・六花亭・花畑牧場などの定番を中心にお菓子だけで15,000円分購入。ちょっと買いすぎたかな。だって美味しそうなんだもん。
北海道のエゾジカは全然違う(らしい)!ゴーシェで楽しむ初めてのジビエ
「北海道のエゾジカは全然違うんだよ」と聞き、1日目の夜は、初のジビエを「ゴーシェ」にて。
全然ジビエについて知らなかったので、ジビエを堪能する前に、ジビエについて調べてみました。
(ジビエ豆知識)
そもそもジビエとは、狩猟で天然の野生鳥獣のこと。ヨーロッパで貴族の伝統料理発展してきた食文化だそう。「ヨーロッパの貴族」響きがかっこいい。日本では、11月15日~2月15日が狩猟解禁となり、この期間がジビエのシーズン。(まだシーズンじゃないことは気にしない。)
ジビエ肉は低カロリーで高タンパク。脂肪分も少ないのでヘルシー。
(北海道のエゾジカ豆知識)
北海道といえば広大な敷地。農林業もさかんですが、エゾジカによる被害が大きいそう。その額なんと42億円(2015年)。一時期は60億円を超え、対策が進んでるんだって。ちなみに日本全国だと、野生鳥獣による被害は200億。大きいね。
農林への被害だけじゃなくて、自己もあるし、生態系の問題からも年間に12万頭ほど駆除しなくてはいけない。でも食材としての利用は進んでいない。そんな背景があるそう。
豆知識はさておき、ゴーシェでのはじめてのエゾジカ。
おいしいーーー!全然臭くない。ぎゅっとお肉の旨味が詰まっているのに、まったくしつこくない。あっさりパクパク食べれちゃう。
ワインも好みを言えば、いくつかおすすめを出してくれました。エゾジカに合いそうなワインを聞き、「意外とあっさりしているので、料理を邪魔しないもの」ということで4つほど紹介してもらいました。ラベルを撮り忘れちゃいましたが、イタリアのピノノワールだったかな?
若いご夫婦(たぶん)がお二人で切り盛りしているお店。愛想がいいとは言えないものの、知識0でも楽しめる情報をしっかり伝えてくれるし、全体への気が行き届いている気持ちのいい接客。接客よし、内装オシャレ、もちろん美味しい。さすが食べログTOP5000のお店。色んなガイドブックにも紹介されていました。
北海道といえば魚介!思わずうなる、札幌市場のまるさん亭の海鮮丼
2日目のブランチは海鮮丼。朝から海鮮丼は、ちょっと重いけど、せっかく北海道に来たし…ということで札幌市場にある「まるさん亭」へ。朝だということもあり、焼き魚を食べたくなる気持ちをなんとか堪え、一番おすすめの海鮮丼を。
はい、なんですかこれ。美味しすぎ。
エビでか!カニ味が濃い!ホタテ厚い!うに濃厚!いくら美味!もう最高。
一番好きなのは鳥貝(だと思われるもの)。食感が最高。最高、最高、最高。
「うちはカニ屋さんなので」ということで、カニ汁もおすすめしてもらい、注文。「カニ汁」って言ってるのに、かなりカニが入っています。言わずもがな、こちらも美味しかったです。
市場から道一本入ったところにあるお店。ガイドブックを読み漁って見つけた甲斐がありました。
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「少年よ大志を抱け」で有名なクラーク像。北海道の大地を感じる羊ヶ丘展望台
せっかくなので、観光地にも。本当はモエレ沼公園へ行きたかったのですが、時間の関係で断念。札幌の中心地から車で30分ほどで行ける、羊ヶ丘展望台へ。「少年よ大志を抱け(Boys be ambitious)」で有名なクラーク像があるところです。
(クラーク博士の豆知識)
せっかくなので、クラーク博士の豆知識も。クラーク博士は札幌農学校の初代教頭。
日本人留学生の新島襄(にいじま じょう)の紹介で、日本政府の熱いオファーを受け、もといたマサチューセッツ工科大学を一年休み、札幌農学校の教頭として日本へ。日本の復興を手助けしたいという気持ちから、酪農を教え、これにより北海道の酪農・農業に発展しました。そのとあめクラーク博士は「北海道開拓の父」とも呼ばれています。
そんなクラーク博士がアメリカへ帰国する際に残した言葉が「少年よ大志を抱け」。
Boys, be ambitious.
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
Boys, be ambitious like this old man.
少年よ大志を抱け。
お金のためではなく、私欲のためでもなく、名声という空虚な志のためでもなく。人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け。
少年よ大志を抱け。この老人のように。
豆知識が長くなりましたが。この羊ヶ丘展望台。「北海道」を感じる、開けた視界!でも…あんまり見るところはありませんでした(^^;)観光地あるある。
30分くらいいれば満足かな。でも有名なクラーク像、そして気持ちいいほど広い一面の芝生。ちょこっと寄るにはいい場所です。
楽しかった北海道出張。当たり前だけど1日じゃ全然たりません!だって広すぎるもん。次はのんびり北海道を満喫しに行きたいです。