ちょうど2年前。ヘアードネーションをしようと決めました。
十分髪も伸びたので、来週ばっさり髪を切ってきます。
30cm以上髪を切るのは女の子(わたしのことね)にとって大イベントなので、Twitterでわくわくを隠しきれていません。
どんか髪型にしよう。
ってここ数ヶ月悩み続けてる。そして気付いた
ショートヘアで顔が見えると、モデルさんかわいい=このヘアいいな😍ってなってしまう
顔が写ってないので探すと、こんどは骨格きれい=このヘアいいな😍ってなる
むずかしいなぁ🤨🤨🤨 pic.twitter.com/k3O4OMXNRQ
— なおみ🐣副業禁止の会社員ブロガー (@nao0omin) 2018年9月21日
もうすぐ髪切るーーー
と思うと床に落ちた髪の毛も愛おしい。
髪が長いと数本落ちてるだけで、髪の毛まみれに見えちゃうんだよ。掃除してもしても髪が落ちてるんだよ
それでも愛おしい
よし、ヘアードネーションの記事でもかこーっと pic.twitter.com/JBeukQm65m
— なおみ🐣副業禁止の会社員ブロガー (@nao0omin) 2018年9月24日
ということで、髪を切る前にどうしてヘアードネーションをしようと思ったのか。2年前の気持ちを思い出してみます。
ちなみに、ヘアードネーションとは言葉の通り「髪を寄付する」こと。
このヘアードネーションを募っているNPO法人「JHD&C」の紹介ページがわかりやすかったので引用します。
JHD&C(通称ジャーダック)は、脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で「頭髪に悩みを抱える子どもたち」に、ヘアドネーションによる献髪のみで作ったメディカル・ウィッグを無償提供することで「社会性の回復」をサポートし、子どもたちの未来を守ることを目的として設立されました。同時にこの仕組みは「ドナーの想い・善意」が、髪を通じて子どもたちへとつながっていく、Sustainability(持続可能性)の高い活動としても広く認知されています。
(JHD&Cとは?より)
なんとなく知っている人も多いですよね。
そんなヘアードネーションを決意したのは2年ほど前。
ちょうど社会人になって、実家を離れて福岡にきた頃でした。
とにかく嫌だった。何者かになりたかったのに、何者でもない自分。わくわくしながら社会人になったのに、できることは想像以上に少なくて、仕事もよくわからなくて。
「自分にしかできないこと」がしたかったのに、「自分にしかできないこと」なんて存在しなくて。私がいなくなったとしても、代わりはいくらでもいる。誰がいなくなったとしても、代わりはいくらでもいる。
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20代特有の自己陶酔と、離れた場所での一人暮らしの寂しさと、新しい環境のストレスだったんだと思う。
「私にしかできることがない」って思っていて、でもなんかあるんじゃないかなとも思っていて。
そんなときにふと高校の古典の先生の言葉を思い出したの。
「男性は肩より下まできれいな髪を伸ばすことができない。」
なんでこんなこと言ったのかぜんぜん覚えてないし、これが本当かどうかもわからないけどこの言葉を思い出した。ふとね。
それで「ヘアードネーションをしよう」って思ったの。笑
私にしかできないことはないけど、とりあえずヘアードネーションは多くの男性には難しい。(寄付するための髪の長さは最低31cm必要なので)
さらに髪をロングまで伸ばせる人もみんなではないし、その髪を31cm以上切ってもいいって思う人も多くはない。
私にしかできないことはないけど、一部の人にしかできないことはある。
ヘアードネーションはみんなができることじゃない。
だからしようと思ったの。
私がヘアードネーションをする理由。それはみんなにはできなくて、私にはできるから。
う〜〜ん、シンプル!!
ヘアードネーションをするって決めて、「自分にしかできないこと」じゃなくて「自分にできること」を考えるようになれた。自分にできることの積み重ねの先に、「自分にしかできないこと」があるんだよね。きっとね。