「459回チャレンジをして成功する確率は99%」
って言葉を聞いて、思わず笑いが出ました。そりゃそうだなって。
結局はやり切ったもん勝ちなんだな、毎日勝負に挑み続けたら勝てるんだって。
この言葉を聞いたのはYogahourというクラスで聞いたものです。Yogahourでは、レッスンのはじめに先生がその日の言葉について短い話をします。その日の言葉は「成功」。そしてこの言葉を聞きました。
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500社でダメでも501社目でOKがもらえた
「459回チャレンジをして成功する確率は99%」という言葉を聞く前にでていたのがミドリムシの培養で話題となったユーグレナの創業者、出雲充さんの話。漫画、インベスターZ(7)でも出てきたので有名かと思います。
2005年にミドリムシの培養ができるようになり、2006年から販売を始め、2007年末までの2年間で計500社を訪れたが誰も取引をしなかった。そして501番目に伊藤忠に訪問したことで、ようやく販売できるようになった。
調べてみると、出雲さんが信じるのが「459回チャレンジしたら99%成功する法則」みたい。
(参照:ユーグレナ・出雲社長が信じる「459回挑戦したら99%成功する法則」)
同じような話で有名なのがケンタッキー・フライドチキンのカーネルサンダースさん。
65歳でKFCを起業し、「フライドチキンのレシピを教える代わりに、売れたチキン1つにつき5セントを受け取る」フランチャイズビジネスをスタート。飛び込み営業を繰り返し、1009回断られても諦めずに売り込み続け1010回目でようやく取り扱ってもらえることに。はじめて5年で、200店舗をオープン。今では誰もが知るお店に。
成功するかしないかは、成功するまでやり続けたかどうかだって教訓ですね。
成功について、確率で話をしてみる
「459回チャレンジしたら99%成功する」というのは、成功確率1%のことに459回チャレンジして成功する確率が99%だということから来ています。99%失敗することが459回連続して起こる確率は、
0.99の459乗=0.00992…
0.01未満で、1%未満。だから成功する確率は99%。うんうん。
ちょっと気になる、カーネルサンダースさんの成功の確率はいくつだったかというと、
0.9954の1010乗=0.00949…
なので0.46%くらい。
どんなに難しいことでも、チャレンジし続けたら成功する確率は高いってことですよね。それと、もう一つ言えることが「成功確率=質」が少し上がるだけで、成功するまでの回数は格段に上がるということ。
0.46%も1%も確率としては少なく感じます。でも0.46%の成功確率を1%にあげることができたら、成功までの道のりは「1010-459=551回」減ってるんですよね。大きな差。
「459回チャレンジをして成功する確率は99%」という言葉から学ぶこと
若い人に足りないことは戦略性で、年配者に足りないのは素直さ。
という言葉があるように、若さ溢れる私のような人はこの言葉を聞いて「よし、とにかく頑張ろう!」という思考に陥りがち。(本当によくやってしまう…)
でも、確率を考えていたら「成功確率=質」を上げなくちゃどうにもならないことにも気付けました。よかった、よかった。この質は戦略性にも通ずるものがあって、がむしゃらにやるだけじゃなく戦略がないと、頑張ってるのに前に進んでいなかったりするんだよね。(よくあるよくある…)
ということで、「459回チャレンジをして成功する確率は99%」という言葉から学んだのは、
・諦めず何回もやり続ける
・成功確率が上がると、成功までの道のりがグッと近くなる
ということでした。おしまい。