InputとOutputのバランスに関しては、よく言われること。でも忘れがちなのが“Reset”。前回の記事で書いた、「ダラダラ仕事しちゃダメだ」って言われたのも、この“Reset”を意識してなかったからかなぁと。
9時を過ぎたらタクシーで帰ろう
この3つのT。実は最近知ったコトバです。ネットで検索すると、中山マコトさんが書かれている本に書いてあるみたいですね。
すみません、読んだことはないのですが、「3つのT」に関するエッセンスだけ頂戴してしまいます。本の中で紹介されている3つのTは、時間術のよう。中山マコトさんは、1日の時間を3つに分けているんだそう。
午前:Output …考える・書く仕事をする
午後:Input …人と会ったり、本を見たり、打ち合わせをしたり
夜 :Reset …完全にオフの時間
真面目な私、真面目な日本人
勝手に「日本人」でくくったら怒られちゃいますかね。ごめんなさい。でもきっと多くの人が陥りがちなんじゃないかなと思うんです。たくさんInputして、それをOutputしようとして。なんか苦しくなってくること。
「本を読むだけで終わらせてないのがすごいよね」
「セミナーの内容を仕事でどう活かすかが見えてるね」
とか言ってもらうことあります。お褒めの言葉をありがとうございます。
ここからもよく分かるのが、InputとOutputはセットで考えられているということ。この2つはセットで考えられて、Resetは別の枠として考えられている気がします。Resetが大事、休むことが大事なんだと知らない人はいない。
それでも真面目な私は、ついついInputとOutputについてばかり考えてしまう。これはInputとOutputがセットで存在しているせいだと思うんです。だから“3つのT”って考え方がしっくりきました。真面目な日本人にしっくりきませんか?
要領が悪いわけでも、効率が悪いわけでもない
InputとOutputばかりで苦しくなった時、考えてしまうこと。「私って要領悪いのかな」「効率が悪いからいけないんだよね」っていう能力の否定。
ちがう。
Resetができていないだけ。ただそれだけだったりする。少なくとも私はそうだった。中山マコトさんみたいに、1日の時間を3つのTで分けられたらいいなとは思いますが、それができなくても、概念として3つのTを知るだけで時間の使い方はグッと変わります。変わりました。
おまけ:ほかにもある3つのT
この記事を書く時に3つのTについて調べると、たくさんの3つのTが存在しました。言葉って面白いですね。せっかく調べたので、メモとして他の3つのTについても書き残しておきます。
●人生ってどんな意味?
Test / Trust / Temporary assignment
(試される場所 / 預かりもの / 一時の任務)
●悲しさから立ち直る方法
Tear / Talk / Time
●創造的な会社に必要なこと
Talent / Technology / Tolerance
(才能ある人材 / 技術・ノウハウ / 寛容性)
●大経営者になるための要素
投獄 / 倒産 / 大病
●人として大切にするべきもの
Truth / Trust / Thankfulness
(真実 / 信頼 / 感謝)