しばらくできていなかった英語学習。育休を利用してセブに4ヶ月ほど英語勉強兼バケーションで行くことにしたので勉強再開しました!
下の子も安定の抱っこマンなので、机に向かわずにできる&効果も感じやすいシャドーイングを。せっかくなので素材の記録としてブログを書いておきたいと思います。
ひとつ目に選んだのがこちら。上の子がもうすぐ2歳になってコミュニケーションが取れるようにやってきたから、子育てに関するTEDを選んでみました。
シャドーイング教材として
14分と少し長めではありますが、スピードもちょうどよく、久しぶりのシャドーイングにはちょうどよかったです。
シャドーイングをしていると、英語のドラマが聞き取れるようになってきて効果を実感。仕事で英語を使わなくなって、勉強する余裕がなくなってからは全然聞き取れなくなっていたから、嬉しい…。言語は継続が大事なんだよね…。
スピーチ概要
臨床心理学者であり、子育てプラットフォームのCEOをつとめ、さらに自身も母であるBeckyさんが子育てで一番重要な”戦略”について語っています。
その戦略は”修復上手”になること。うまくいかなかったときの修復が重要だということです。
実体験から子供に怒鳴ってしまい、反省したあと、どう対応するかを具体的に話されています。
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スピーチ詳細
夕ご飯を作り終えて疲れ果てている時、息子から「またチキン?最悪」と言われた後の具体的な修復について話されていました。
It could come together like this. Hey, I keep thinking about what happened the other night in the kitchen. I’m sorry I yelled.
例えばこんなふうになります。「ねえ、この前の夜、キッチンであったことをずっと考えてるんだ。大声を出してごめんね。」
※ could come together:まとまる、組み合わさるI’m sure that felt scary, and it wasn’t your fault. I’m working on staying calm even when I’m frustrated.
きっと怖かったと思うし、それはあなたのせいじゃないわ。私もイライラしているときでも落ち着いていられるように頑張っているんだ。TEDトークより
逆によくやってしまいがちな修復ではないコミュニケーションはこちら。
Hey, I’m sorry I yelled at you in the kitchen, but, you know, if you wouldn’t have complained about dinner, it wouldn’t have happened.
ねえ、キッチンで怒鳴ってごめんね。でもさ、もし君が夕食の文句を言わなかったら、あんなことにはならなかったんだよ。Or, you know, you really need to be grateful for things in your life, like a home-cooked meal. Then you won’t get yelled at.
または、ほら、人生の中のことにもっと感謝しないとね。たとえば手作りの食事とか。そうすれば怒られずにすむんだよ。TEDトークより
こんなコミュニケーションだと子どもは自分が悪かったんだと思うし、これは”修復”ではなく相手を非難しているだけ。
自分の言動は自分で責任を取ることで、子どもは学ぶし、失敗して自己嫌悪のスパイラルに陥ることもない。そう話されていました。
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感想
修復ではないコミュニケーション、これは意識しないとやってしまいそう…。相手が悪くても、自分がしたことと、その影響について謝る。それが自分の行動の責任を取るってことなんだなと考えさせられました。
客観的に見て文句言う息子が悪いでしょ、と思うのですがそうじゃない。息子が悪くても、自分の行動とは切り離して考える。まず自分の行動の責任を取ってから、息子にどう伝えるべきだったかを教える。
So maybe the next day I say, you know, you’re not always going to like what I make for dinner.
だから、たとえば次の日に私はこう言います。「あのね、私が作る夕食をいつも好きになれるわけじゃないんだよ。」Instead of saying, that’s disgusting, I wonder if you could say, not my favorite.
“最悪”って言う代わりに、“あまり好きじゃないな”って言ってみたらどうかな。TEDトークより
こうやって時間を置いてから言われた方がずっと受け入れやすいよね。(普通に伝えるよりブチギレて、”修復”した後の方がインパクトも大きい。だからたまにブチギレるのもいいんだと思う)
親子のコミュニケーションに限らず、感情的になってしまったらこのTEDトークを思い出したいな。