福岡の夜を照らす、秋の風物詩「博多灯明ウォッチング」。実際に回ったコースを紹介するよ

2017.12.15福岡の遊び場

福岡と言えば、美味しいご飯。

でもご飯だけじゃないんだ!ということで、1年のうちたったの1日。しかもたった3時間しか開催されない「博多灯明(とうみょう)ウォッチング」を紹介します。全然知らずに行ったのですが、すっごくよかった!

博多灯明ウォッチングとは?

博多の伝統行事「千灯明(せんとうみょう)」をヒントに始まったイベント。千灯明は、神社やお寺で行われる神事です。これを芸術家が現代風にアレンジし、「灯明アート」と呼ばれる作品が街を彩ります。

 

地域の方のボランティア、企業や行政も参加し、「博多区まちづくり活動支援事業」の一環にもなっています。

 

博多っ子の間では、博多どんたく、博多祗園山笠、に続く博多の風物詩として定着しているそう。知らなかったー!

 

博多灯明ウォッチングの開催場所

メイン会場

  • 奈良屋周辺
  • 大浜周辺
  • 御供所周辺
  • 冷泉(櫛田神社)周辺

 

同時開催

  • 博多港ウォーターフロント
  • 博多リバレイン周辺
  • 東長寺
  • JR博多駅2F〜博多千年門周辺
  • JR博多駅周辺

 

距離にすると、直線距離で片道3kmほど。全部見て歩こうと思ったら6kmほどですかね。この広さも考慮してシャトルバスも出ています。2017年は、シャトルバスがノンストップで、ベイサイドと東長寺前を往復していました(16:30〜20:15)。

 

3時間しかない、灯明ウォッチングの楽しみ方。実際のルートを紹介

シャトルバスが出ているとはいえ、せっかくなので写真も撮りたいし、ゆっくり見て回りたい!ということで、エリアを絞って回るのがおすすめ。

 

実際に私は御供所(ごくしょ)周辺のエリアに絞って回りました。このエリアは、東長寺・聖福寺・承天寺など由緒ある有名な寺院が並ぶ「寺町」とも呼ばれる場所です。

(当日配布されるパンフレットの写真)

まずは祇園駅の4番出口を出て、承天寺→御供所小学校跡地→東長寺と回りました。じっくり回って1時間ほど。

承天寺(じょうてんじ)

日本のうどん・そば・饅頭などの粉食文化発祥の地。博多織、博多祇園山笠の発祥地でもあります。

 

お寺の前から、ろうそくの幻想的な光が見えてきます。

わくわくしながらお寺に入ると、中では学生・一般から公募した「灯明コンペティッション」。いくつかの作品から、来場者が票を入れます。淡い光と個性を放つ灯明たち。

 

奥に進むと、屋台もあります。御供所の飲食店が自慢の逸品を販売しているそう。

さらにその奥には、博多千年門。ここは特設ステージにもなっており、様々な催し物が。

 

御供所小学校跡地

ここは灯明地上絵のある場所。

見にくいですが、地上絵を写真へおさめようとはしごの前には列が。ただ、このはしごに登っても何の絵が書いてあるかは分からないそう。(笑)

もともと小学校があり、その屋上から見ることを考えて、ここでの灯明地上絵は始まったので、小学校はなくなってしまってからは見るのに一苦労。

ちなみに、こちらの絵が描いてあるみたいです。御供所小学校跡地の横にある聖福寺の元住職である、仙厓(せんがい)さんの「指月布袋画賛」というユーモラスな作品。かわいい^^

 

町のいたるところで灯明が

お寺のまわりなど、いたるところに灯明があります。趣向を凝らしたものがたくさん。

3段の棚にずらっと灯明が。よく見ると会社名が書いてありますね。

ほかにも竹を彫って作られた灯明など。ハロウィン要素もあり、かなり今風ですね。このあたりでは「無料で焼酎お配りしてま〜す」なんて声も聞こえてきました。さいこ〜!

 

東長寺

最後に訪れたのが東長寺。空海が日本で最初に建てたお寺。

開催地の中でもメイン所。灯明ウォッチングの最後にふさわしい場所!

地上絵も2箇所ありました。写真は全然うまく撮れませんでしたが…

この五重塔には、空海が持ち帰ったと言われる仏舎利(釈迦の骨)が納められているそう。

ゆらゆらと灯を放つ灯明と、歴史あるお寺。趣深い。

 

 

1時間ぷらぷら歩きながら、博多の街並み、灯明を楽しんじゃいました。

タイミングよく福岡へ旅行に来られた方、福岡にいるけどまだ灯明を見たことがない方。ぜひ行ってみてくださ〜〜い。